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自然普及事業
Natural Environment Conservation Activities

森の学校事業


森の学校とは

森の学校とは、前田一歩園財団が管理する森林を自然学習、森林浴、トレッキング、森林研究等、今後さらに多様に活用してゆく構想です。 活用の主な分野を「教育の森(教育的な活用)」・「レクリエーション健康の森(健康増進的な活用)」・「研究の森(研究の場としての活用)の3つの柱としています。

教育の森(教育的な活用)

 阿寒湖温泉地域にある、前田一歩園財団の森を中心に、湖、温泉を活用した自然の学びの場として、従来の環境教育における自然科学に加え国語や算数、外国語等々、多様な教科に自然を活用(以降、「アウトドア環境教育」と定義)し、人間が生きていく力を養成する事を目指します。

事業の目的

○アウトドア環境教育の指導者養成
 一歩園財団の森林を活用して、アウトドア環境教育を実践できる指導者の養成を行います。
○子供たちへのアウトドア環境教育の機会提供
 アウトドア環境教育を阿寒湖畔にて実施し、未来を担う子供たちの”生きる力(主体性・協調性・行動力等)”を伸ばす一助とします。
○アウトドア環境教育センターの実現
 将来的には、アウトドア環境教育を受講する子供たちや育成対象者を広く全国からも受入れ、阿寒湖畔がアウトドア環境教育のセンターとなることを目指します。

これまでの”環境教育”との違いについて

 これまでの環境教育は、自然を活用し、主体性(自分で考える力)、協調性(他者とのつながり)、自然環境への関心(自然保護の心)等を育むものです。このような教育は理科系においては活用が進んでいますが、学校の授業等において限定的な活用にとどまっているのが現状であると考えています。
 そこで「アウトドア環境教育」では、今までの環境教育の主体性・協調性等を育むという特徴を理科系も含む「全ての教科」に活用できるようにテキストを作成して対応させ、通常教科の学びの中に自然を活用した手法を取り入れやすくし「森が教室」となることを目指すものです。

実施方法について

 スウェーデンなどの北欧諸国では算数や国語、外国語などすべての教科において教室内にとどまらず、自然を活用した教育手法がアウトドア環境教育としてすでに確立されています。
 この様な先進事例を活用したカリキュラムを用いながら様々な教科で自然を活用した学びの対象を拡大し、教育現場において子供たちが自然と触れ合いながら学ぶ機会を広げます。
 その後は、実施事例を基に独自のカリキュラムを関係者と協働にて作成し、それらを用い実施していく予定です。

過去の実施内容
平成25年10月財団創立30周年記念セミナー内 アウトドア環境教育研修
午前の講義
午後の実践
平成26年08月釧路市教育委員会主催 研修講座 野外教育実践
平成26年10月ファミリープログラム「一歩園の森で自然と遊ぼう 阿寒の森・森の子ファミリー」
実施内容報告書

レクリエーション健康の森(健康増進的な活用)

 子供からお年寄り・健常者から身体的精神的に課題をもつ方など様々な人が森林の楽しみ方を深め、好奇心を満たす、そして次の世代に残すべき大切な自然を肌で感じることができる環境・機会を提供します。そのことにより、現在の日本人が忘れかけている人と森林とのつながりを取り戻し、さまざまなストレスを森林で癒し、阿寒の森に来ると健やかになれるように目指します。

事業の目的

○森林の活用したレクリエーションメニューの拡充
 森林をさらに活用したレクリエーションメニューを拡充し、自然とのふれあいを持つ機会やきっかけをさらに提供します。
○自由に森を散策することができるエリアの拡充
 自然とのふれあいを持つ機会やきっかけをさらに提供するとともに、「自然を尊重する」という義務や自然を楽しむ際に理解しておかなければならないルールを多くの人に知ってもらうようにします。
○自然を活用した健康づくり
 森林を利用した健康づくりと温泉利用の仕組みを検討していきます。

研究の森(研究の場としての活用)

 森林・湖・温泉(火山)と豊かな自然を持つ阿寒湖温泉で前田一歩園財団の森林、そのフィールドを活用した調査・研究に対し広く門戸を開きます。調査・研究の対象は、財団の森林保全の基本に反しない限り、自然や動植物等、特にテーマを限定しません。

事業の目的

○調査研究活動の促進環境作づくり
 演習林等を持たない機関への提供等、調査研究活動が促進される環境作りを行なっていきます。
○財団業務の調査研究
 一歩園の業務に必要なテーマに対する調査・研究を行ないます。
○研究成果の活用
 調査・研究結果の情報公開や、情報発信等、研究成果の活用を推進していきます。